ダウン症 妊娠
高齢出産の方の妊娠には、ダウン症児出産の確率が高まります。
わたしは、男親で、そういうこともまったく知りませんでした。
また、事前にできるマーカーテストなどといったことも妻は書籍で知っていたようですが、
わたしは、まったく知らずにいました。
妻にとっても、まさか自分たちに障害児(ダウン症児)が生まれることなどは、
これっぽちも想像していなかったようですし、あるいはどういうことがあっても
自分の子を産んで育てるという強い決意のようなものがあったのかもしれません。
少なくとも、本当に恥ずかしながら、何の予備知識なく、妻の高齢出産を迎えることになりました。
妻は、胎児が逆子であったために、出産予定の1ヶ月前に帝王切開で出産することを医師と決めており、
出産予定日前に病院に入院して、出産にそなえました。
ところで、事前にできるマーカーテストとは、
母体血清マーカーテストとといい、
妊娠中の母体の血液検査をすることで、胎児にダウン症候群などの染色体異常があるかないかが
わかるというものです。
しかし、より確実性の高い検査結果を求める場合は、このマーカーテストでは不自由分であり、
羊水テストというものを受診する必要があります。
羊水テストは、血液検査のような簡易なものではなく、妊娠子宮に長い注射針に似た針を刺して
羊水を吸引することで、染色体や遺伝子異常の有無を調べます。
羊水検査については、妊娠15〜18週とかなり胎児も大きくなってから実施され、検査結果についても
産婦人科によりますが、2〜3週間かかるようです。
ただし、羊水検査を実施することで、胎児が流産する危険性が高まるとも言われており、
非常にリスキーなものであることも間違いありません。
そもそも何のために羊水検査をするのか。
ここに、いろいろと議論がつきまといます。
この議論にわたしは参加するつもりはありません。
ただ、一言言わせてもらうならば、ダウン症児という知的障害児をもつなんてことは、
本当にこれっぽちも想像していなかったわたしですが、
そういう障害児を家族の一員に迎えることで、すべてが不幸になってしまうとか、
そういうことはまったくありませんでした。
確かに自分の生き方において、他人との比較によって生きるという選択は
必然的にやめることになりました。
人との比較で自分が幸せか幸せでないかという生き方は
知らずにわたしはおこなっていたと思うのですが、そういうことがなくなりました。
自分が親として、この子のために、何ができ、いったいどうやって生きていくことが
この子の将来の幸せのためになるのか、
そんなことを自然に考えるようになります。
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